【ニュース】 津山市、3月より「津山シティプロモーション」を実施、同市への移住・定住促進策の一環 岡山県津山市

2016.02.23
津山市(宮地昭範市長)は、移住・定住を促進する取り組みの一環とし
て、3月より「津山シティプロモーション」を実施する。

同市では、2015年10月に「津山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定。
同戦略の「人口ビジョン」では、年間約500人の転出超過などによる人口の激減が推計され、今後より一層危機感を持った移住定住対策が必要であることが判明したという。

同プロモーションの実施にあたっては、一般社団法人つながる地域づくり研究所(岡山県岡山市、一井暁子代表理事)に業務を委託。
津山市より150キロ圏内に居住する男女約1,600人を対象にインターネットでの意識調査を実施するなど、民間のマーケティング手法を取り入れた戦略の策定を行った。

キャンペーンのコンセプトは「自分らしさの見つかるまち、津山」。
歴史や伝統を感じながら働くことのできる津山だからこそ可能な自己実現を訴求することで、同市での仕事への興味喚起を狙う。
これは、「仕事を通じて自己実現をしたい」という欲求が移住に対する動機の1つとなっているにも関わらず、 現実には、移住先での仕事に関する不安が最終的な移住の決断を阻害しているという調査結果に基づいたもの。

第1弾となる今回のキャンペーンでは、「生まれた町だからじゃない。津山だから働き甲斐があるんだ。」をキャッチフレーズに、2016年3月上旬中旬より、関西圏を中心に、大阪駅や京都駅・岡山駅などの主要駅で広告展開を実施。
広告では、同市内で実際に働く市民がモデルを務めているという。