【ニュース】 共立メンテナンス、「産学連携協力に関する覚書」の調印式を2月9日に実施、学生による学生の為の学生寮リノベーション計画を開始 東京都八王子市
206.02.08
全国で学生寮を運営する株式会社共立メンテナンス(東京都千代田区、佐藤充孝社長)は、駒沢女子大学(東京都稲城市、光田督良学長)と、相互分野の向上と社会の発展に寄与する人材の育成を目的に、「産学連携協力に関する覚書」の調印式を2月9日に実施する。
合わせて、同社が管理運営する学生寮「ドーミー高尾」(東京都八王子市)内の共用施設で、学生が主体となってリノベーションするプロジェクト「コマジョリノベ」を開始する。
「コマジョリノベ」とは、駒沢女子大学が産学連携の一環として各企業と連携し、人文学部 住空間デザイン学科の授業の中で、学生が様々なリノベーション案を企画・提案し、企業が実行に移す産学連携プロジェク
ト。
好評につき第4回目となる。
コマジョリノベ第4弾となる今回は、500名以上の学生が住まう大型学生会館「ドーミー高尾」が舞台。
14階建て学生寮の各階に位置し、入居学生の交流スペースとなっている共同キッチンスペースのリノベーションに駒沢女子大学の学生が取り組む。
課題では、居住する学生がいつでも気軽に訪れ、居住者同士の交流を促進させる為に相応しいデザインを提案する。
利用者は同学生寮の居住者を想定し、複数の居住者が同時に利用できるような空間をデザインするほか、電子レンジ等の設備機器・椅子・ソファ・テーブル・棚等の必要な家具を配置する。
優秀案として選出された2作品は協議の上、実際に施工される予定。
課題「コマジョリノベ ― 学生寮キッチンルーム計画 ―」(仮題)のリノベーション対象物件は、「ドーミー高尾」(旧会館名:ドミール高尾)。
所在地は東京都八王子市初沢町1231-1。
構造・規模は鉄骨造・14階建。
定員は521名(首都圏最大規模)。
対象授業の科目名は「インテリアデザインスタジオI」「建築デザインスタジオI」。
対象学生は住空間デザイン学科3年生(約42名)。
今後のスケジュールは、4月より講義を開始、6月に学生よりプレゼンテーションを経て優秀案を採択、9月頃の完成を目指す。