【ニュース】 阪急電鉄など、「洛西口~桂 駅間プロジェクト」を始動、鉄道高架下の空間を活用した「歩くまち京都」のモデルに 京都府京都市
2015.12.24
京都市と阪急電鉄株式会社(大阪市北区、中川喜博社長)は12月21日、西京区エリアのまちづくりで包括的連携協定を締結、第一弾として
「洛西口~桂 駅間プロジェクト」を始動した。
同協定により、同エリアをはじめとする市民との協働で、「人と公共交通優先の歩くまち京都」の理念に沿ったまちづくりを推進し、高架下からはじまる地域活性化の全国モデルを目指す。
連携事項は、「洛西ニュータウンの活性化や大原野地区におけるブランド戦略等、西京区全体のまちづくりの推進」「洛西口駅から桂駅までの高架下空間における地域の活性化に資する開発の検討及び実施」「その他、地域の活性化に貢献するための施策の検討及び実施」。
第一弾となる「洛西口~桂 駅間プロジェクト」では、阪急京都線洛西口駅付近の連続立体交差化事業(鉄道高架化)の高架切替えにより、同高架下に生み出される距離約1km、面積約1万1,200㎡の空間の利活用について検討する。
洛西口駅~桂駅の駅間を一体的に整備し、昼間は開放的で楽しく、夜間でも安全で安心して歩くことができる環境を目指す。
また、鉄道高架に沿って歩行空間と合わせ自転車通行環境を整備し、高架下に設ける駐輪場やレンタサイクルとも合せ、自転車でも移動しやすい地域づくりにも貢献していくとしている。
協定締結日は平成27年12月21日。
高架下施設整備時期は平成29年度の整備を目標とする。