2015.12.14
大和ハウス工業株式会社（大阪府大阪市、大野直竹社長）は12月11日、パナソニック株式会社茨木工場跡地（大阪府茨木市）で、ヤマトホールディングス株式会社（東京都中央区、山内雅喜社長）の総合物流ターミナル「関西ゲートウェイ」を着工した。
竣工は2017年10月（予定）。

大和ハウスグループでは、ヤマトホールディングスの「中部ゲートウェイ」をはじめ、約100ヶ所の物流施設や配送センターを施工するなど、ヤマトグループの物流戦略をサポートしている。
今回開発する同施設は、ヤマトグループ12社が入居する、ヤマトグループ関西圏最大の総合物流ターミナルとなる。


パナソニック株式会社茨木工場跡地は、パナソニック（当時は松下電器産業株式会社）が1958年、カラーテレビの生産を開始した「テレビ事業発祥の地」。
2014年3月に工場としての活動を終了し、2014年9月に大和ハウス工業が購入した。

今回着工した同施設は、ヤマトグループの物流戦略に合わせ、免震システムや非常用電源などのBCP（事業継続計画）対策、周辺緑地整備などの環境配慮を施した、最先端の物流センターとなるもの。
定期建物賃貸借契約により、ヤマトホールディングスに賃貸する。

「関西ゲートウェイ」の所在地は大阪府茨木市松下町1番1、交通は名神高速道路「茨木インターチェンジ」より約1km。
敷地面積は6万1,841.25㎡、延床面積は9万486.24㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上6階建て。
建物用途はBTS型物流施設。
着工日は2015年12月11日、竣工は2017年10月（予定）。
総事業費は約500億円。