【ニュース】 阪神電気鉄道、高架下を含む土地でシイタケの試験栽培を開始、高架下と隣接低利用地の活用施策 大阪府大阪市
2015.12.10
阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、藤原崇起社長)は、阪神本線千船駅・姫島駅間の高架下を含む土地で、シイタケの試験栽培を11月より開始した。
鉄道高架下と隣接する低利用地の活用施策の一環。
シイタケ栽培は、ビニールハウス内での原木栽培によるもの。
栽培に当たっては、キノコ栽培にノウハウのある一般財団法人日本きのこセンター(鳥取県鳥取市、常田享詳理事長)より種菌の供給・栽培指導・技術供与を受けて実施する。
今後は販路の開拓を進めるとともに、原木の調達に当たっては、六甲山等の周辺森林の間伐材等の利用も検討するなど、環境保全とともに神戸・六甲山ブランドの価値を高め、沿線価値の向上にも貢献していくとしている。
なお同社では、これまでにも尼崎センタープール前駅の高架下に植物工場を設けるなど、様々な高架下活用策に取り組んでおり、今後も高架下を中心とした低利用地の有効な活用について、積極的に検討を進めていくという。
栽培場所は大阪市西淀川区千舟3丁目(阪神本線千船駅・姫島駅間高架下とその南側土地)。
敷地面積は約1,100㎡。