2015.12.07
秩父鉄道株式会社（埼玉県熊谷市、大谷隆男社長）は、フルラッピング列車の第二弾となる「秩父三社トレイン」の運行を12月20日より開始する。

運行初日は、「秩父」駅で特別記念証を進呈する出発セレモニーを開
催。
秩父駅から熊谷駅まで臨時急行として運転する。
また、第一弾で登場した「秩父ジオパークトレイン」の特別運転も実施、車内では展示解説・工作体験・ジャズの演奏なども予定。
行きは「秩父ジオパークトレイン」、帰りは初登場「秩父三社トレイン」で2つのラッピングトレインが楽しめるという。

なお同事業は、県内の鉄道の活性化を目的とした埼玉県の「地域鉄道元気アップ協働事業」の一環。


「秩父三社トレイン」のラッピングでは、古くからの歴史をもつ秩父三社の社殿や彫刻、伝説など、厳かな雰囲気を表現した。
外装だけでなく車内にもラッピングを施し、代表的な彫刻などについての解説も観覧出来るという。

「秩父三社」とは、日本武尊と山犬伝説の残る寶登山神社、「秩父夜祭」で有名な妙見信仰の秩父神社、深い山々に神がすむといわれる三峯神社のことで、毎年多くの人々が参拝に訪れる。

「秩父三社トレイン」車両の運行期間は2015年12月20日～当分の
間。
使用車両は7505号3両1編成。

臨時急行「秩父三社トレイン」の運転時刻は、秩父発14時～皆野発14時09分～長瀞発14時16分～野上発14時19分～寄居発14時36分～武川駅発14時50分～熊谷着15時02分（普通乗車券のみで乗車可能）。