【ニュース】 共立メンテナンス、廃校を活用した都市交流施設「道の駅 保田小学校」を12月11日にグランドオープン 千葉県鋸南町
2015.09.24
株式会社共立メンテナンス(東京都千代田区、佐藤充孝社長)は、千葉県・鋸南町都市交流施設整備事業の指定管理事業者の認定を受け、廃校となった旧町立保田小学校(ほたしょうがっこう)跡地に、鋸南町都市交流施設「道の駅 保田小学校」を12月11日にグランドオープンする。
同施設は、農林水産省の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金の支援を受け、廃校を新たな「コミュニティの核となる施設」として再生するもの。
農林水産物の販売や6次産業化を通じた農林漁家の経営安定を図るほか、自然・文化・歴史など町の観光や食の情報、移住定住情報、農業体験、遊休地情報などを発信し、都市と農山漁村の交流活性化の拠点としての活用を目指す。
さらに、千葉県内26番目の「道の駅」としても登録され、国内でも先駆的な道の駅のモデルとしても認定されているという(平成27年1月・重点道の駅候補選定)。
施設の名称には、小学校名をそのまま使用。
周辺の里山環境と調和したランドスケープも持ち合わせ、交流客・地域住民にとって魅力的な空間を演出する。
主な施設は、「里山市場 きょなん楽市」「まちの縁側」「里の原っぱ」「学びの宿」「里の小湯」「こどもひろば」「多目的ルーム」「まちのコンシェルジュ」「飲食店舗」。
「里山市場 きょなん楽市」では、旧体育館を直売所とし、地元の新鮮な野菜・花弁・加工品を「大きな屋根の下のマルシェ」で販売する。
「まちの縁側」では、旧校舎棟2階のベランダを南房総の温暖な気候が楽しめる半屋外の縁側空間とし、宿泊者・来訪者・地元住民が交流できるリビングやイベントブースとして利用できるようにするという。
宿泊施設となる「学びの宿」では、旧校舎棟2階の教室は、懐かしい教室の面影を極力残して、部屋ごとに楽しいテーマを設定するほか、「里の小湯」は宿泊者向けの温浴施設とする。
また、旧校舎棟の前面は鋸南町の花々や野草を植栽した「里の原っぱ」とし、こども連れで楽しめる屋内広場は「こどもひろば」とする。
なお、「飲食店舗」には、旧校舎棟1階7区画に、和・洋・中・カフェ等の飲食、物販サービス等の店舗を予定しているという。
都市交流施設「道の駅 保田小学校」の所在地は千葉県安房郡鋸南町保田724番地(旧町立保田小学校跡地)、交通は車で都心から1時間、千葉県・富津館山道・鋸南保田IC付近。