【ニュース】 流体計画、宇治田原町で大断面木構造200年住宅「HABITA」のモデルハウスをオープン、体験宿泊も可能 京都府宇治田原町
2015.09.17
木造注文住宅や町屋リノベーションを中心とした建築を手掛ける流体計画株式会社(京都市伏見区、山田英樹代表)は9月16日、京都府宇治田原町に「体感型HABITAモデルハウス」をオープンした。
同モデルハウスでは、木の質感に包まれた大断面木構造の200年住宅「HABITA」の見学や、体験宿泊などが可能。
200年住宅「HABITA」は、日本の住宅寿命が約30年と言われてる中、国産木材を使用し、大断面木構造で200年住宅の実現を目指すもの。
古来の建築でも使用された大断面構造体と近代的工法の耐久性によ
り、国土交通省認定の長期優良住宅となっている。
同モデルハウスは、見学専用に建築されたものではなく、同社がかつて施主のために建てた住宅を利用したもの。
モデルハウス用住宅にありがちな過剰な装飾や内装が無いことから、等身大のリアルな空間を体感できるとしている。
また、京都府内でも自然に恵まれた宇治田原に位置することから、ロケーションと一緒にHABITAの心地よさを体感できるなど、市街地に多いタイプの住宅とは大きく異なるという。
なお、通常のモデルハウスは数年置きに建替えられるが、同モデルハウスでは、アンティーク加工の無垢の床材や、古来からの伝統的な外壁工法、タイル仕上げの洗面スペースなど、経年変化を楽しめる工夫を随所に施したとしている。
「体感型HABITAモデルハウス」の所在地は京都府綴喜郡宇治田原
町。
建物は木造2階建て、主要構造体はHABITAフレーム。
延床面積は117.59㎡、住宅設備はIKEAキッチン・オール電化仕様。
国土交通省認定長期優良住宅。
体験宿泊は1泊2日(完全予約制、予約は同社専用WEBサイトより)。