【ニュース】 横浜市と相鉄グループ、「南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクト」を本格始動、第1期のショッピングセンターで中核テナントが9月11日にオープン 神奈川県横浜市

2015.09.04
横浜市と相鉄グループは、相鉄いずみ野線「南万騎が原」駅前再整備第1期のショッピングセンター「相鉄ライフ南まきが原」で中核テナント「そうてつローゼン南まきが原店」が9月11日にオープン、合わせて駅前広場が完成すると発表した。
両者が推進する「南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクト」の一
環。

同プロジェクトは、駅前の商業施設の再整備に併せ、子育て世代から高齢者まで幅広い世代が安心して居住できる、次世代型の郊外住宅地のモデルを目指すもの。
同駅前広場には、地域の小学生や住民とのワークショップを通し、「南万騎が原周辺のいいところ、お勧めポイント」などを記載したサインプレートを作成・設置しており、9月13日には、新しく生まれ変わった駅前広場の「お披露目会」を、同プロジェクトの本格始動を記念して開催する。

同駅周辺地域は、昭和30~50年代に相鉄いずみ野線の開業に合わせて分譲された、戸建て住宅を中心とする郊外型住宅地。
近年は居住者の高齢化が進んでいるという。
20150904相鉄グループ

同プロジェクトでは、駅前再整備を契機とし、駅周辺に商業施設のほ
か、介護・医療施設、子育て支援施設などを充実させるとともに、若年層向け賃貸集合住宅、高齢者向け集合住宅、分譲集合住宅を整備する。
駅から離れた戸建て住宅に不便を感じるシニア層を駅近の集合住宅に誘引し、転居後の住宅に若い世代を誘致することで、住宅地の再活性化を図り、将来にわたって街の活力を持続できる地域を目指す。

また同プロジェクトは、平成25年度に私鉄としては初めて採択された
「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」(国土交通省)の一環としてアンケート調査を実施、その調査結果を地域のニーズとして反映させているという。

「南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクト」の所在地は横浜市旭区柏町127番地他、交通は相鉄いずみ野線「南万騎が原」駅前。
敷地面積は1万7,078㎡(約1.7ha)。

商業施設第1期の延べ面積は約1,300㎡。
店舗構成はそうてつローゼン南まきが原店(スーパーマーケット)。
オープン日は2015年9月11日。

商業施設第2期の延べ面積は約1,700㎡。
店舗構成(予定)は、物販、ドラッグストア、クリーニング、美容室、ベーカリーカフェ、クリニック、子育て支援施設等。
オープン日は2016年春(予定)。