【ニュース】 小林市、「方言ネタ」のデザインTシャツ「西諸弁Tシャツ」の初期入荷が即完売、地元官民連携の「地方創生」 宮崎県小林市
2015.08.24
小林市は、宮崎県の西諸県(にしもろかた)地区(県西部の一部)で使われている方言「西諸(にしもろ)弁」のTシャツの販売を、小林市のカフェ兼雑貨屋「Saboribar(サボリバー)」で8月13日正午より開始した。
15日には初期入荷分の全100枚が完売し、8月22日に再入荷したという。
市民・出身者・団体・民間・行政などが一緒になって同市の魅力を掘り起こす「てなんど小林プロジェクト」の一環。
今回発売したTシャツは、メンズ・ウィメンズ3柄、キッズ1柄の計4柄。
市内外で活躍する地元出身のクリエイター4人がデザインを担当した。
2014年度に開始した同プロジェクトでは、地域の風景等をテーマとした写真・動画コンテストや、「西諸弁標準語化計画」を合い言葉に「西諸弁ポスター」の作成を行ってきた。
2015年8月からは、同市らしさや魅力がつまった商品・サービスを
「『てなんど小林プロジェクト』コラボレーション商品」として認定する制度を開始。
第1弾となる今回のTシャツは、方言「西諸弁」と地元デザイナーという
「人材」を掘り起し、広く発信することにつながる商品として認定した。
制作会社はベクターデザイン(宮崎県小林市)。
認定を受けて販売を行う店舗はカフェ兼雑貨屋「Saboribar(サボリバー)」(宮崎県小林市本町32-7、赤松通り)、予約(サイズオーダー)・全国発送を承る。
なお、PR用の写真モデルは市民ボランティアが務め、撮影は販売店舗
「Saboribar」と制作「ベクターデザイン」が並ぶ、赤松通り商店街で行ったという。