【ニュース】 曽於市、移住希望者を対象に農業体験・田舎暮らし体験メニューを提供、交通費・滞在費以外の「体験料」は同市が全額負担 鹿児島県曽於市
2015.08.19
鹿児島県曽於市(そおし)は、都市部から農村地域への移住希望者を対象に、曽於市の豊かな自然や観光地を紹介しつつ、同市の基幹産業である農業を体験できるメニューを提供する。
委託先は「たからべ森の学校」(有限会社サイバーウェーブ)。
農業体験・田舎暮らし体験にかかる費用については、全額同市が負担する(同市までの交通費や滞在費は自己負担)。
参加者は、2泊3日、6泊7日、1ヶ月間の3コースの中から、自由に選んだ農業体験・田舎暮らしメニューを無料で体験することができるという。
「2泊3日プチ旅行コース」(実施時期:9月、10月、11月の計3回)で
は、市内観光・イベント体験1日、農業体験2日のコースを提供。
「6泊7日ショートステイ」(実施時期:10月、11月の計2回)では、市内観光・イベント体験2日、農業体験5日のコースを提供する。
「1ヶ月ロングステイ」(10月~11月の1ヶ月間)は、短期間では体験できない農業研修や田舎暮らしを体験できるコースで、宿泊は近隣の空き家やシェアハウス、公共施設を利用することができる。
委託先となる「たからべ森の学校」は旧財部北中学校の跡地を利用し、再就職を目的とした職業訓練施設として平成25年5月にオープンした。
全国でも珍しい、農業とパソコンを同時に学ぶことができる「農業人材育成科」を開講しているほか、調理補助者養成科など、専門分野に特化したカリキュラムも用意しているという。
詳細は曽於市移住・田舎暮らし体験プロジェクト公式サイトを要参照。