【ニュース】 広島県、地方移住に関心を持つ若年層等を対象としたセミナーの第5弾を8月21日に東京・銀座で開催、テーマはアートの島「百島」 広島県広島市
2015.08.11
広島県は、地方移住や地方での活動に関心を持つ若年層等を対象としたセミナー「HIROBIROひろしまinトーキョーvol.5」を8月21日に東
京・銀座の広島ブランドショップTAU(タウ)で開催する。
同県の移住・定住施策の一環。
当日は、ART BASE百島の設立と同時に尾道市の離島・百島(ももし
ま)に移住し、地域住民と一緒になった活動を進めている大橋実咲さんをはじめ、島の住民団体の代表者、在京の支援者をゲストに迎え、百島の魅力と将来構想、求めている人材について語ってもらう。
瀬戸内海に浮かぶ離島・百島は、尾道港から約25分とアクセスが容易で、周囲は11キロという小ぶりな島。
大きな産業もなく、人口減少も著しいという。
この島に日本を代表する現代美術作家・柳幸典氏が「ART BASE百島」を設立したのは2011年のこと。
離島にありながら、一流美術館所蔵レベルのアート作品を見ることができるという。
ゲストの大橋実咲(おおはしみさき)さんは京都市出身。
京都精華大学芸術学部を卒業後、広島市立大学大学院に進学、東京の画廊で勤務後、現代美術作家の柳幸典氏のプロジェクトに参画した。
柳氏とともに離島百島の旧中学校校舎を美術館として再活用、現在、
ART BASE百島のチーフマネージャーを務める傍ら、百島を「アートの島」として再生するため、地域や行政、百島出身者などとも協議を重ねている。
セミナーの内容は、第1部が「広島県の新たな定住対策の紹介」(広島県から説明)、第2部が「瀬戸内のアートの離島『百島』~現状と創生プロジェクト~」(ゲストから説明)、第3部が自由意見交換。
「HIROBIROひろしまinトーキョーvol.5」の開催日時は8月21日の19時~21時。
会場は広島ブランドショップTAU(東京都中央区銀座1-6-10銀座上一ビルディング)。
募集人数は40名程度、 参加方法は8月20日までに「ひろしま暮らしサポートセンター」(認定NPO法人ふるさと回帰支援センター内)まで電話またはE-mailで要連絡。