2015.06.23
地域情報サイト「まいぷれ」と地域共通ポイントサービス「まいぷれポイント」を運営する株式会社まいぷれwithYOU（兵庫県尼崎市、加藤淳代表）と「ZUTTO CITY」関係事業者は、地域通貨制度「ZUTTO・ECOまいポ」を尼崎市全域で開始する。

「ZUTTO・ECOまいポ」は、尼崎市内の地域店舗で貯めて使える地域共通ポイントサービスを活用し、地元の商店と連携したデマンドレスポンスを行うことで、持続可能な省エネ・地域活性化を目指すというもの。

尼崎市（稲村和美市長）の「尼崎版スマートコミュニティ」に採択され、6月19日には認定証授与式が行われた。


デマンドレスポンスとは、電力需給が逼迫する際に、供給者側からの要請に基づき、需要者側が電気の使用を抑制もしくは別の時間帯にシフトすることで需給バランスを保つこと。

同事業では、JR塚口駅前の「ZUTTO CITY」の住居や商業施設に電気使用量の管理機器を設置。
電気使用量を見える化し、街区全体の電気の需給状況をデジタルサイネージでリアルタイムに表示する。

地域通貨ポイント「ZUTTO・ECOまいポ」の導入により、夏冬の電力需要がピークとなる時間帯に市民に対し節電を呼びかけ、この時間帯に地元の商店等に外出した場合には、通常時の2倍のポイントを付与するという。

導入開始時期は平成28年3月の予定。
なお「ZUTTO CITY」関係事業者は、野村不動産株式会社（開発事業者）、ジェイアール西日本不動産開発株式会社（開発事業者）、株式会社長谷工コーポレーション（開発事業者）、株式会社まいぷれwithYOU（運営事業者）、関西電力株式会社（スキーム構築）、三菱電機株式会社（システム構築）、尼崎市（尼崎版スマートコミュニティ認定者）。