【ニュース】 JR西日本と鯖や、鳥取県で陸上養殖された高付加価値マサバの共同市場調査を実施、高付加価値マサバで地域活性化 鳥取県湯梨浜町
2015.06.15
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、真鍋精志社長)とサバ寿司専門店の株式会社鯖や(大阪府豊中市、右田孝宣社長)は、鳥取県で陸上養殖された高付加価値マサバの共同市場調査を実施する。
地域活性化につながる、新たな地域産品を発掘するのが狙い。
同取り組みは、JR西日本が鳥取県栽培漁業センター(鳥取県湯梨浜
町、古田晋一所長)と行っている共同研究の一環。
完全養殖の稚魚を陸上養殖することにより、寄生虫が付きにくく新鮮なまま生で食べられるマサバを、鯖やと連携して試験販売することにより、高付加価値マサバのニーズを探る。
JR西日本グループでは、「JR西日本グループ中期経営計画2017」で掲げた「地域共生企業」を目指し、西日本の新たな地域産品の発掘と情報発信に取り組んできた。
一方鯖やでは、サバ寿司を中心としたサバの商品企画・販売に加え、サバ料理専門店「SABAR(サバー)」で利用客にサバを提供し、サバの魅力発信に取り組んでいる。
今回の共同市場調査では、鳥取県栽培漁業センターが試験的に養殖したマサバに、JR西日本が市場調査用の仮のネーミング「お嬢サバ」を付け、鯖やが運営するサバ料理専門店「SABAR」南森町店で、6月下旬ごろ(予定)より試験販売するという。