【ニュース】 JR東日本、クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の専用ラウンジを上野駅に新設 東京都台東区
2015.06.10
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、冨田哲郎社長)は6月9日、クルーズトレイン「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島(しきしま)」の運転開始に向け、「専用ラウンジ新設」「料理の監修」「トレインクルー募集開始」を決定したと発表した。
出発駅として予定している上野駅構内では、出発前の待合わせスペースとして、乗客専用のラウンジ「PROLOGUE 四季島(プロローグしきしま)」を新設。
デザインは、車両と同様にKEN OKUYAMA DESIGN(代表:奥山清行氏)が担当した。
ラウンジ内では、飲み物や茶菓を楽しみながら、出発前の特別なひとときを過ごせるほか、これから始まる特別な旅をいざなうための各種サービスも予定しているという。
「PROLOGUE 四季島(プロローグしきしま)」の設置時期は「TRAIN SUITE 四季島」運転開始時(2017年春)。
予定している主なサービスは、出発時のチェックイン・手荷物の預かり、出発までのひと時をくつろぐ飲み物や茶菓の提供、上野駅でのバレーサービス(車の駐車場回送サービス)、自宅や宿泊先等から上野駅までのハイヤーサービス、上野駅構内でのポーターサービスなど。
「TRAIN SUITE 四季島」で提供する料理は、日本人として初めてミシュラン一つ星を獲得した中村勝宏氏(JR東日本グループ「日本ホテル株式会社」取締役統括名誉総料理長)が監修する。
さらに中村氏に師事し、2008年の北海道洞爺湖サミットで料理制作に参加した「ホテルメトロポリタン丸の内 Dining & Bar TENQOOテンクウ」の料理長を務める岩崎均氏が、車内調理で総料理長として腕を振るうという。
なお、2017年春の運行開始に向け、「TRAIN SUITE 四季島」に乗務するトレインクルーを、株式会社びゅうトラベルサービスの正社員として募集する。
上質で洗練されたサービス・おもてなしを提供するため、採用後は約1年半にわたり、安全や接客サービスなどに関する様々な教育や訓練を入念に行い、運行開始に備えるとしている。
募集期間は6月9日~7月10日、採用時期は10月1日(予定)。
募集要項等の詳細は「TRAIN SUITE 四季島」ホームページまたは株式会社びゅうトラベルサービスホームページ参照。