2015.06.08
2015年6月6日、広大な原生林群に守られるように佇む高級旅館「坐忘林」（ざぼうりん、北海道倶知安町）が開業した。
同館は、水・風・木の葉・土・動物・空気・木々に囲まれたプライベートな空間。
隣接する牧草地の丘や目の前に広がる羊蹄山の眺望が楽しめるほか、敷地内にはミネラルが豊富な天然温泉も湧出。
同館が位置する北海道ニセコエリアでは、長い雪のシーズンを経て、山々が燃えるような緑に包まれ、一層雄大な美しさを見せているという。

同館の建物には、天然由来の処理を施した木材を使用、その特徴を生かし、デザインに取り入れた。
林の中に建つ15室のみのゆとりある客室は、日本旅館の伝統と現代的な快適さを融合、それぞれに独立しながらも回廊でつながり、一体感を感じさせる、静かで上質な寛ぎの空間を提供する。
全ての客室には2つのプライベート温泉があり、内湯・露天風呂のどちらも敷地内から湧き出る温泉を源泉掛け流しで楽しめるほか、床暖房にも温泉を利用した。
料理は、地元北海道生まれの瀬野嘉寛総料理長が、農家に直接足を運び、土地や作り手と対話し、季節毎の旬な食材を厳選。
北海道の大地で育まれる食材と向き合い、素材が本来持つ魅力を十分に引き出し、同館の来訪客に新鮮な発見と新しい食の愉しみが感じられる「キタカイセキ」を提供する。
「坐忘林」の所在地は北海道虻田郡倶知安町花園76-4、交通はJR函館本線「倶知安」駅よりタクシーで約15分。
客室数は全15室（70㎡～86㎡、屋内・屋外に源泉かけ流し温泉あり）。
客室料金は1泊ひとり5万5,000円～（日によって変動あり、消費税・入湯税別）。
宿泊予約は
坐忘林