【ニュース】 クリーク・アンド・リバー社、高齢者向けマンションを「ゴルファーズ・マンション(仮)」にリノベーション 茨城県古河市
2015.06.08
株式会社クリーク・アンド・リバー社(東京都千代田区、井川幸広社長)はこのほど、全国賃貸管理ビジネス協会(全管協)と提携、「建築士と創る賃貸物件:3+(ミタス)・プロジェクト」を始動した。
受注第一号案件では、茨城県古河市の高齢者向け賃貸マンションを「(仮称)ゴルファーズ・マンション」にリノベーションする。
「3+(ミタス)・プロジェクト」は、オーナー、全管協、同社の3者がスクラムを組み、「入居率アップ」「賃料アップ」「競争力の長期維持」の3つを満たす賃貸物件を創るというもの。
同社にエントリーする複数の建築士によるコンペを実施し、企画プランを決定、同様に施工会社もコンペ形式で選定することで、コストの最適化を図れるとしている。
また、建築士が設計監理を行うことで、競争力・収益力に優れた、より品質の高い賃貸物件を実現するという。
今回、同社がプロデュースする「ゴルファーズ・マンション」は、3つの設計プランの中から選ばれたもの。
高齢者向け賃貸マンションを、国内でも例の少ない、ゴルフ好きの人々のためのマンションにリノベーションする。
同物件は、車で1時間圏内に25カ所以上のゴルフ場がひしめき合い、周辺にはゴルフショップや練習場なども多く点在する立地。
この地の利を生かし、入居率と賃料アップ、長期的に競争力の高い物件をプロデュースしたとしている。
約2,200㎡の土地に建つ2階建ての建物には、21戸の住戸があり、「パターラウンジ」「バンカー練習場」「ゴルフシミュレーター」などの共用練習設備を設置予定。
また、1階南側の部屋の庭には、住人専用の「鳥かご練習場」、ラウンジには「大型スクリーン」のあるコミュニティスペースも設け、腕を磨きながら、新しいゴルフ仲間をつくることもできるマンションとして生まれ変わるという。
設計は、同社パートナーの有限会社スタジオ・エイチ・プラスが行い、2015年9月に完成予定としている。
「3+(ミタス)・プロジェクト」は、全国1,300社超の有力な賃貸管理会社が登録する全管協と、一級建築士を含む約850名の建築スタッフ及び約500社の建築事務所をネットワークする同社の共同プロジェクト。
同プロジェクトでは、地域特性や立地条件を踏まえ、コンテナハウスやガレージハウス、テラスハウスなど様々なプランを提案し、入居者のニーズを満たす物件のプロデュースを進めているという。