2015.05.19
日本郵便株式会社（東京都千代田区、髙橋亨社長）と名工建設株式会社（名古屋市中村区、野田豊範社長）はこのほど、建設中の複合ビル「JPタワー名古屋」で、フロア構成と各施設の開業時期等を発表した。
同物件は、名古屋市中村区名駅一丁目の所有地で計画中の中部圏最大級の複合ビル。
新築工事は順調に進んでおり、当初計画どおり2015年11月に竣工、同年12月からオフィステナントの入居開始、順次施設の開業を経て、2017年4月に全面開業を予定している。

同物件の建物は、オフィス棟と駐車場棟の2棟で構成。
オフィス棟の5階～39階にはオフィスフロアを配置し、低層部分には商業施設や郵便局、ゆうちょ銀行、ホール＆カンファレンスを設置する。
1階～3階には3層吹抜けのアトリウムを設け、イベント開催等により情報発信を行うと共に、歩行者空間の整備により、緑溢れる空間を創出。
2階のオフィスエントランスからJR名古屋駅までは貫通通路で直結する予定で、地下通路より名鉄・近鉄・市営地下鉄各線へもスムーズに接続する。
駐車場棟の1階にはバスターミナルを設置するという。
併せて、建物内に設置する商業施設の開業時期を2016年6月とし、施設名称は「KITTE名古屋」とした。
「JPタワー名古屋」の所在地は名古屋市中村区名駅1丁目1番1号、交通はJR「名古屋」駅より徒歩1分など。
延床面積は約18万㎡、貸室面積はオフィスが約8万㎡・商業が約3,700㎡、商業店舗数は約40店舗（予定）。
構造・規模は、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造・制振構造、地上40階・地下3階建。
竣工は2015年11月（予定）。