【ニュース】 日本住宅流通、代理で定期巡回を行う「空家巡回サービス」を開始、賃貸やリフォーム・売却などを提案 大阪府大阪市
2015.05.19
日本住宅流通株式会社(大和ハウス工業グループ、大阪府大阪市、藤田実社長)は5月18日、大和ライフネクスト株式会社(東京都港区、渡邉好則社長)と連携し、空き家の活用方法に悩むオーナー向けに、代理で定期巡回を行う「空家巡回サービス」を開始した。
営業エリアは近畿圏(大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県)。
同サービスは、日本住宅流通と契約締結後、大和ライフネクストが通気や清掃などの巡回業務を行うというもの。
サービス利用者には、巡回結果をもとに賃貸やリフォーム・売却などを提案、社会問題となっている放置空き家の減少に貢献できるよう努めていくという。
総務省の「平成25年住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家件数は2008年の757万戸から2013年には820万戸まで増加。
特に、高度経済成長期前後に開発された大規模団地では、居住用として利用されない空き家も多く、適正な管理ができていない物件もあるという。
同社では、同サービスで初年度100戸の受注を目指すとともに、今後首都圏での展開も図っていくとしている。
料金は月額で戸建住宅が9,720円、分譲マンションが5,400円(いずれも税込)。
対象物件は戸建住宅が敷地面積90㎡以上、分譲マンションが専有面積40㎡以上。
なお同サービスは、3ヶ月~1年の契約となり、解約の申出がない場合は自動更新となる。