【ニュース】 川内村と積水ハウス、双葉郡内で初めて災害公営住宅を竣工 福島県川内村
2015.05.18
福島県川内村(遠藤雄幸村長)と積水ハウス株式会社(大阪市北区、阿部俊則社長)は、「川内村宮ノ下地区災害公営住宅」の入居を6月より開始する。
竣工にあたり、5月10日に入居予定住民向け説明会を開催した。
「川内村宮ノ下地区災害公営住宅」は、東京電力福島第一原子力発電所事故の避難者向けに川内村が整備した買取型災害公営住宅。
原発事故による避難者向け災害公営住宅の竣工は福島県内では初めて。
双葉郡内に設けられた初の原発事故避難者向け住宅となる。
川内村は、2014年6月に「川内村買取型災害公営住宅整備事業」公募型プロポーザルを実施。
積水ハウスが最優秀提案者に特定され、設計・施工を担当した。
少しでも快適に暮らしてもらいたいと考え、広さの確保とユニバーサルデザインに配慮したとしている。
買取型事業は設計・施工を一括して民間事業者が担うことができるため、早期の住宅供給が可能だという。
「川内村買取型災害公営住宅整備事業(宮ノ下地区)」の所在地は福島県双葉郡川内村大字下川内字宮ノ下地内。
構造は、木造平屋、木造2階建て。
戸数は25戸、平屋(2LDK・75.0㎡)20戸、2階建て(4LDK・84.0㎡)5戸。
工期は2015年1月~4月(4ケ月)。