【ニュース】 阪神電気鉄道、宅配便を活用した書籍等の荷物預かりサービスを本格開始 大阪府大阪市

2015.05.08
阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、藤原崇起社長)は5月7日、宅配便を活用した荷物預かりサービスの新規事業「利創庫(risoco)」を本格開始した。
同サービスは、専用ボックス(段ボール)の送付を受けた利用者が、書籍等の荷物を封入・送付した後、荷物を倉庫で保管するサービス。
個人でも段ボール一箱から利用できるほか、全国どこからでも利用可能とした点が特徴で、宅配便に係る費用負担は発生しないという。
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同社では既に2月22日から順次、株式会社三省堂書店(東京都千代田区、亀井忠雄社長)・株式会社紀伊國屋書店梅田本店(13店舗を統括、大阪市北区、加藤裕啓常務)と提携した書籍の預かりサービス「利創庫(risoco)books」と、株式会社エフアンドエム(大阪府吹田市、森中一郎社長)と提携した書類の預かりサービス「利創庫(risoco)business」などを試験的に実施してきた。
今回、システム面で一定の目途が立ったことから、本格的に同サービスを開始する。
同サービスでは、同社が預入れ・返却等の注文の受付けを担い、書店等のパートナー企業が同サービスの利用を促すほか、宅配会社・倉庫会社等とも提携。
今後は提携先を増やし、書籍・書類以外の様々な物品でも預かりサービスを展開していく予定だという。