【ニュース】 沖縄ICカード、沖縄県初の交通系ICカード「OKICA」の運用をバスでも開始、全国初のフィギュア型交通系ICも限定発売 沖縄県那覇市
2015.04.30
沖縄ICカード株式会社(沖縄県那覇市、仲吉良次社長)は4月27日、同社が沖縄県内で取り扱う交通系ICカード「OKICA」(オキカ)の運用を、本島内路線バス4社(那覇バス・琉球バス交通・沖縄バス・東陽バス)の路線バスで開始した。
沖縄県は全国でも極めて高い自動車依存型社会で、県内の主要道路では交通渋滞が日常化している。
同カードの路線バスでの運用開始は、公共交通利用転換に向けた利用環境改善策の一環で、2014年10月の沖縄都市モノレールでの運用開始に続くもの。
「OKICA」は、昨年10月の運用開始から約5ヶ月で当初目標の106%に相当する3万6,000枚を販売。
今回、バスでも運用が開始されることで、スムーズな支払いによる乗降時間の短縮が図られるほか、OKICAカード1枚でモノレール・バス両方での運賃支払いも可能となる。
なお同社では、運用開始を記念し、フィギュア付OKICA「花笠マハエ」を5,000個限定で発売。
ICチップを格納したフィギュアを改札機・運賃箱にタッチすると運賃精算に利用できるもので、フィギュア型の交通系ICは全国初の試みとなる。
キーホルダーやディスプレイとして利用者に楽しんでもらうほか、沖縄観光のお土産としての活用も目指す。