2015.04.28
富士急行株式会社（山梨県富士吉田市、堀内光一郎社長）は、河口湖天上山公園カチカチ山ロープウェイ（山梨県富士河口湖町）で新型ゴンドラの運行を4月29日より開始する。
カチカチ山ロープウェイは全長460m、標高差219mを約3分間で駆け登る。
車窓からは河口湖の全景を一望できるという。
新型ゴンドラは、昭和34年のロープウェイ開業以来3代目となるもので、今回は34年ぶりの新車両導入になるという。

新型車両は、世界遺産富士山・河口湖の眺望と富士五湖の大自然を体感できる展望車両を意識し、前面には大型ガラス、側面には上下に大きく広がる展望窓を採用。
河口湖の自然を今まで以上に大パノラマで体感できるよう、デザインした。
内装は日本的な吉祥文様とし、車体の屋根には天上山が舞台とされる昔話「かちかち山」に出てくる「たぬき」と「うさぎ」が駕篭（かご）を担いだモニュメントを設置、車両自体も楽しめるようにしたという。
また、車内アナウンスは日本語と英語の2か国語で対応、新たに車内に設けたモニターの映像でも多言語案内を行うとしている。
河口湖天上山公園カチカチ山ロープウェイの所在地は山梨県南都留郡富士河口湖町浅川1163-1。
営業期間は4月29日より（4月28日までは運休）。
営業時間は9時～17時（季節により変更あり）。
料金は大人往復720円（片道410円）、小人往復360円（片道210円）。