2015.04.28
パナホーム株式会社（大阪府豊中市、藤井康照社長）は4月25日、重量鉄骨ラーメン構造の都市型住宅「Vieuno（ビューノ）」シリーズで、柱・梁などの架構体を強化し、店舗や事務所などのテナント用途に適した間取りや天井高を実現する「Vieuno PRO（ビューノ・プロ）」を発売した。
合わせて同日、同商品を採用した日本初（同社調べ）の6階建モデルハウスを新宿展示場（東京都新宿区）にグランドオープンした。
「Vieuno PRO」は、架構体バリエーションの追加により、店舗・事務所用途に最適な柱の少ない大空間を実現。
天井高についても、1階の有効天井高で最大3.15mを実現し、開放感のある店舗づくりを可能にしたという。

1977年に店舗併用型3階建住宅を発売した同社は、2011年、ビル建築の構造・機能を住宅に応用展開した都市型住宅「Vieuno」を発売。
2014年には工業化住宅初となる7階建住宅を発売するなど、都市部の限られた敷地を有効活用できる多層階住宅市場を開拓してきた。
3階建以上の多層階住宅の販売実績は、2015年3月末時点で1万6,000棟に達しており、2015年4月1日には多層階事業本部を新設、多層階住宅市場でのさらなる受注活動を加速させるとしている。
今回発売した「Vieuno PRO」では、初年度150棟の受注を目指す。
「Vieuno PRO」新宿展示場モデルハウスの所在地は東京都新宿区西新宿4-36（東京都新宿住宅展示場内）。
構造は重量鉄骨ラーメン構造6階建、延床面積は568.05㎡。