【ニュース】 阪急不動産と大林組、「(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業」で事業パートナーに選定 大阪府茨木市
2015.04.09
阪急不動産株式会社(大阪市北区、島田隆史社長)と株式会社大林組(東京都港区、白石達社長)は4月8日、阪急茨木駅前ソシオ管理組合(区分所有者134名)が平成26年12月より実施した「(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業 事業パートナーに選定」で、事業パートナーに選定されたと発表した。
阪急茨木市駅西地区は、大阪万国博覧会の開業に合わせた昭和44年の市街地改造事業により、駅前広場(公共施設)と民間施設ソシオ茨木(茨木ビル・永代ビル)が一体的に整備された地区。
築後数十年が経過し、ソシオ茨木の建物・設備の老朽化にともない、平成20年より建替えの検討を開始していた。
平成26年12月の管理組合臨時総会で建替え推進決議が可決され、ソシオ茨木建替え推進委員会が発足し、現在に至っている。
複数の企業が応募した事業パートナー募集選定では、アンケート審査及びプレゼンテーション審査の結果、再開発事業の豊富な実績や取り組み体制の構築、現在考えられる課題等の柔軟な対応姿勢が見受けられたことから両社が事業パートナー予定者として選定され、3月28日に開催された同管理組合の臨時総会で正式に決定した。
両社は、同管理組合や株式会社ユーデーコンサルタンツ、茨木市とパートナーシップを形成し、今後、ソシオ茨木及び市営駐車場、駅前広場を含む区域における都市再開発法に基づく市街地再開発の事業化に向け、阪急茨木市駅西地区の新たなまちづくりに取り組んでいくとしている。
阪急茨木駅前ソシオ管理組合は阪急電鉄茨木市駅の西口駅前ビルの地権者(134名)などで構成。
ソシオ1茨木ビルの規模は地下2階地上6階建て延べ1万6,990㎡、ソシオ2永代ビルは地下2階地上4階建て延べ4,632㎡。
いずれも完成後45年が経ち、老朽化している。
所在地は大阪府茨木市永代町。