【ニュース】 アパグループ、UR都市機構より金沢市内の賃貸2物件を取得、北陸地方を中心に積極的に賃貸物件を展開 石川県金沢市
2015.04.03
ホテルとマンションを全国展開する総合都市開発のアパグループ(東京都港区、元谷外志雄代表)はこのほど、UR都市機構中部支社(愛知県名古屋市)より、入札を経て、金沢市内の賃貸物件「ライブ1かなざわ」(住宅棟96戸)と「新神田団地」(1号棟~3号棟・計100戸)を取得した。
取得会社はアパマンション株式会社。
両物件は4月1日よりアパマンションが所有し、一部内装のリニューアルを行いながら、同グループの賃貸部門であるアパ賃貸館金沢本店(石川県金沢市)が賃貸募集する。
「ライブ1かなざわ」(石川県金沢市此花町3番5号)は、金沢駅と武蔵を結ぶ都心軸の再開発事業「駅武蔵地区」の第一工区として1986年10月24日に誕生したビルで、JR「金沢」駅より徒歩約3分の立地。
今回取得した住宅棟部分は、地上4階~11階、全96戸、1LDK~3LDKの全11タイプという豊富な間取り構成で、シングルからファミリーまで幅広く対応する。
金沢駅周辺は北陸新幹線開通の影響もあり、更なる活性化が見込め、同グループにとって新たな金沢駅前の顔となる物件として賃貸需要を見込む。
「新神田団地」(金沢市新神田1丁目10-90他)は全100戸の大型団地で、1977年12月に建築、近隣に保育施設や小中学校がある。
間取りは3DKを中心としたファミリータイプ、子育て世代に適した環境だという。
同グループは、3月20日に次期中期5ヵ年計画「SUMMIT 5-II」を発表したばかりで、ホテルネットワーク客室数10万室(設計・建築中を含む)を目指す他、マンション事業では高ブランド化から総合都市開発事業を展開する予定。
賃貸部門は北陸地方を中心に積極的な賃貸物件の取得に加え、新築一棟売り事業も展開するとしている。