【ニュース】 富山県と富山市、運河をゆったりとクルージングする「富岩水上ライン」の運航を開始、「お花見運航」も実施 富山県富山市

2015.04.02
富山県と富山市は4月1日、運河をゆったりとクルージングする「富岩水上ライン」の運航を開始した。
同航路は、富山駅北「富岩運河環水公園」から国指定重要文化財「中島閘門」を経て、北前船で栄えた港町「岩瀬」までを結ぶもの。
平成21年の就航以来、利用者数は年々増加し、平成26年度には2万人を突破した(累計利用者数は9万人を突破)。
利用者の県外比率は50%を超え、北陸新幹線開業後の富山の新たな観光コンテンツとして、さらなる利用者の増加が期待されているという。
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同県では、利用者の様々なニーズに対応するため、現在運航する2隻(「sora」「もみじ」)に加え、今年度は新艇「fugan(ふがん)」を導入。
また、平日ダイヤの運航・休日貸切の運航を新たに実施するほか、イベント・貸切企画運航なども予定しているという。
「富岩水上ライン」の運航期間は4月1日~11月23日(メンテナンス日等を除いて毎日運航予定)。
運航内容と料金は、中島便(環水公園~中島閘門、土日祝日6往復、平日3往復)が大人往復1,200円(中島閘門操作室見学あり)。
岩瀬便(環水公園~中島閘門~岩瀬カナル会館、土日祝日・平日とも2往復)大人片道1,500円(ライトレール乗車券付、小学生は半額、小学生未満は無料)。
なお、「お花見運航」(4月1日~17日)の期間中は、通常運航に加え、環水公園内の桜を鑑賞できる特別周遊便を運航する。
予約・問い合わせは富岩船舶まで。