【ニュース】 小菅村、ゆっくりと滞在し、源流の自然や魅力を五感で感じる体感型施設「道の駅こすげ」を3月29日にオープン 山梨県小菅村
2015.03.25
山梨県小菅村(舩木直美村長)は、既存工場を大規模改修した施設「道の駅こすげ」を3月29日にオープンする。
同村では2014年11月、隣接する大月市との間で国道139号線「松姫トンネル」(全長3,066m)が開通。
同村と大月市の所要時間は約30分短縮した。
今回オープンする同施設は、今後増加が見込まれる行楽客等の利用を想定したもの。
同施設の特徴は、従来の道の駅のように、急いで立ち寄ってお土産を購入したり、情報を入手したりする「消費型道の駅」ではなく、ゆっくりと滞在し、源流の自然や魅力を五感で感じる「体感型道の駅」とした点。
イタリア製の本格石窯のある「源流レストラン」では、源流の川の幸・山の幸をイタリア風に調理し、素材の味を引き出した「源流イタリアン」を提供する。
展示スペースでは、実際の木を利用したシンボルツリーの木立、薪ストーブ、ヒノキの香りのアロマ、鳥の鳴き声やせせらぎなどのBGMで癒されながら、同村の自然や伝統行事の写真や映像を見ることができるという。
なお、オープン初日となる3月29日は、セレモニーのほか、東京農業大学「多摩川源流大学」プロジェクト企画「こすげー祭り」、村内出店者による出店、「源流汁」の無料配布などを予定している。
「道の駅こすげ」の所在地は山梨県北都留郡小菅村3445番地(「小菅の湯」に隣接)。