2015.03.24
小林市は、「西諸弁標準語化計画！西諸弁ポスター展」を3月27日～4月12日に「のじりこぴあメロンドーム」（宮崎県小林市）で開催する。
地域資源や魅力を発掘・ブランド化していくPR事業「てなんど小林プロジェクト」の一環。
同市では、「地方創生」に向けた取り組みの一つとして、市民や出身者らの協力を得ながら、宮崎県西諸地域で使われている方言「西諸弁」にまつわるポスターを制作。
制作したポスターは現在、Facebookを中心にデータで公開しているという（公開中のデータは3月20日現在で計45枚）。

これらのポスターは、西諸弁に触れたことがない人には「全く伝わらない」「意味が分からない」ものだが、住民や出身者からは「笑った！」「懐かしい！」「あるある！」「久々に帰ってみようかな！」と話題になっているという。
市民や出身者から送られてくる写真素材は、強烈なインパクトがあったり、シュールであったりと、笑いを誘うものが多い。
例えば写真の「ぎをいう」は、文句を言う、反抗するという意味。
やんちゃそうな子どもの写真で、味のあるポスターに仕上がった。
今回の同ポスター展は、こうした「好評」に応えたもの。
インターネットを利用しない人や同市を訪れる人にも広く見てもらい、ポスター制作への参加を呼びかけるとともに、小林市のPRにつなげていきたいとしている。
「西諸弁標準語化計画！西諸弁ポスター展」の開催日時は3月27日～4月12日の10時～17時。
開催場所は「のじりこぴあメロンドーム」（宮崎県小林市野尻町東麓5160）。
ポスター24点を小林市産の木材を利用したパネルに掲示する。