【ニュース】 箱根観光船、箱根海賊船・箱根町港の交通結節点で癒しの商業施設を2015年12月にオープン、「和カフェ」&「老舗お土産処」が誕生 神奈川県箱根町
2015.03.23
小田急グループの箱根観光船株式会社(神奈川県小田原市、渡辺浩司社長)は、交通結節点である箱根町港(神奈川県箱根町)で、新たに「和カフェ」と「お土産処」等の商業施設を2015年12月にオープンする。
同地区には江戸時代、東海道の二大関所のひとつ箱根関所に隣接して「箱根宿」が設けられ、街道の両側には本陣や旅籠などが軒を連ね、参勤交代の武士をはじめ多くの旅人が道中の疲れを癒し、旅支度を整えていた。
今回の施設は、そうした歴史的背景を有する同地区にふさわしい和の装いを纏いながらも、現代の洗練された空間と食の喜びを提供するというもの。
箱根観光でくつろぎや癒し、活力や賑わいを観光客に感じてもらう施設として新たにオープンする。
施設全体の統一コンセプトは「箱根本陣」。
施設内に出店する小田原地区の老舗店舗と協力し、宿場の街並みの雰囲気を形成するとともに、四季折々の木々や草花を楽しめる回遊路を施した庭園も整備するとしている。
さらに同地区は、海賊船と箱根登山バスとの重要な交通結節点であるとともに、箱根新道や箱根ターンパイクからも程近く、国道1号線三島方面とを結ぶ道路交通の要所であることから、施設内に「バス案内所」を設置。
「わかりやすい箱根、まわりやすい箱根」の推進を図り、箱根観光の魅力向上にも努めていくという。
商業施設の名称は未定。
計画所在地は神奈川県足柄下郡箱根町箱根161-1。
敷地面積は2,175.04㎡、延床面積は1,230.44㎡。
構造は鉄骨造地上2階。
工期は2015年3月~2015年11月(予定)、開業は2015年12月(予定)。
総工費は約5億円。