【ニュース】 阪神電気鉄道、旧型車両・鉄道教習所・野菜栽培所を活用した無料体験型学習施設「阪神電車まなび基地」を開業110周年記念日の4月12日に開設 兵庫県尼崎市
2015.03.18
阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、藤原崇起社長)は、尼崎センタープール前駅高架下(兵庫県尼崎市)で、大正・昭和時代に活躍した601形・1141形車両、教習所(運転士等の研修施設)、踏切設備及び野菜栽培所を一体的に活用した子ども向け無料体験型学習施設「阪神電車まなび基地」を、同社開業110周年記念日の2015年4月12日に開設、近隣小学校からの見学受入れ等を開始する。
同施設の見学対象は、団体向けの親子見学イベントや小学校からの社会科見学の受入れ等。
子供達を対象とした、運転シミュレーターによる職業体験、踏切設備を用いた交通ルールの学習、野菜の成長過程の学習等を行うことができる、小学校の社会科等の学習に最適な施設だという。
施設内には、地域の発展と共に歩んできた阪神電車の歴史を紹介したパネルも展示、同社への理解と親しみを深めてもらうとともに、地元の鉄道の存在をより身近に感じられるとしている。
同社では、これまで小学生向けに、沿線の新1年生へのオリジナル下敷きの配布、絵画コンクールの開催、小学校訪問授業の実施、グループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」で職業体験プログラム「阪急阪神 ゆめ・まちチャレンジ隊」への参加等の活動を行ってきたが、体験型学習施設の開設は今回が初めてとなる。
なお、施設開設日の4月12日には、尼崎市と共同で第1回の親子見学会(3部合計、30組60名)を実施。
参加者を3月17日~4月2日の期間、メール又はハガキで募集する。
「阪神電車まなび基地」の所在地は阪神電車「尼崎センタープール前」駅高架下(兵庫県尼崎市水明町373)、交通は阪神電車「尼崎センタープール前」駅の改札を出て西側へ徒歩約3分。
開設日は2015年4月12日。
見学についての問い合わせは阪神電気鉄道株式会社 経営企画室まで。