【ニュース】 金沢工業大学、複数の研究室が連携し、「ほしあかりのオブジェ」を金沢駅通り線沿道に設置 石川県金沢市

2015.03.12
金沢工業大学(石川県野々市市、石川憲一学長)は、複数の研究室が連携した「空間デザイン研究」プロジェクトが制作した80個の「ほしあかりのオブジェ」を、金沢駅前から武蔵に至る金沢駅通り線沿道で3月31日まで設置する。
同オブジェは、金沢駅前第一ビル株式会社と、金沢駅通り線まちづくり協議会からの委託を受けて実施しているプロジェクト。
金沢駅から金沢市街地中心部を「ほしあかり」のオブジェでつなぐことで、夜間の歩行者の道しるべになるとともに、夜間の人の往来が活発になることで、街の発展にも貢献したいとしている。
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「空間デザイン研究」プロジェクトは、建築学科の加藤未佳研究室と建築デザイン学科川崎寧史研究室、メディア情報学科の桜井将人研究室、電気電子工学科の池永訓昭研究室、機械工学科の高杉敬吾研究室という、学部学科の枠を越えて集まった5つの研究室で構成。
同大学が平成25年度に採択された文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の一環として活動している。
3月31日までの期間中は、17時から22時まであかりを灯す通常の「ほしあかり」のほか、周期的に光の色が変わる「特別なほしあかり」も設置する。
光環境、メディア情報、電気工学、機械工学という複数の専門領域の融合により創出された新たな夜間景観を楽しんでもらいたいという。