2015.03.11
京阪電気鉄道株式会社（大阪市中央区、加藤好文社長）は平成27年3月13日～平成28年3月31日の期間、琵琶湖疏水流域の大津・山科・蹴上けあげ・岡崎の4エリアを舞台に、「琵琶湖疏水観光キャンペーン『琵琶湖疏水、水と歴史の、みちめぐり。』」を展開する。
同社グループでは、平成27年度からの中期経営計画の主軸戦略の一つとして、比叡山などを源に、びわ湖から京都、宇治を経て水都大阪に至る淀川水系を「水の路（みち）」と名付け、沿線の観光創造に取り組んでいくとしている。
同キャンペーンは、その第1弾となるもの。
今春通船復活の試行事業が実施される琵琶湖疏水のうち、滋賀県大津市・大津閘門（こうもん）～京都市左京区・岡崎公園近辺流域の大津・山科・蹴上・岡崎の4エリアで、四季折々の景観、京都の近代化に向けた数々の歴史的建造物や史跡など、その魅力をより多くの利用客に訴求する。

3月13日からは、琵琶湖疏水の一部であり、京都屈指の桜の名所でもある「蹴上インクライン」をメーンビジュアルに据えた沿線の桜PRポスターを、駅と車内に掲出。
同社のイメージキャラクター「おけいはん」を起用し、京阪沿線のイチオシお花見スポットとして紹介する。
4月1日からは、対象エリアの周遊に便利な企画乗車券3種、「大阪・京都・びわ湖『水の路みち』1dayチケット」と「大阪・京都・びわ湖『水の路みち』1day チケット＋ミシガン」を新発売、「京都地下鉄・京阪大津線1dayチケット」も発売する。
1日たっぷりと琵琶湖疏水の魅力を満喫できる、「水」「歴史」などをテーマとした観光パンフレットも併せて展開、琵琶湖疏水の見どころについて「琵琶湖疏水を感じる」編・「近代建築を知る」編・「自然を楽しむ」編の3つの切り口で紹介する。
また、キャンペーンロゴをデザインしたヘッドマークや車体ステッカーを掲出した車両を運転するほか、今後、通船事業の動向を注視しながらキャンペーン期間を通して様々な企画を展開し、琵琶湖疏水エリアへの旅客誘致に取り組んでいく予定としている。
「琵琶湖疏水観光キャンペーン『琵琶湖疏水、水と歴史の、みちめぐり。』」の実施期間は平成27年3月13日～平成28年3月31日。
琵琶湖疏水の周遊に便利な企画乗車券3種は、平成27年4月1日～平成28年3月31日に販売する。