【ニュース】 パナソニックエイジフリーサービス、「ショートステイ」など5つの介護保険事業を行う介護サービスセンター「パナソニック エイジフリー登戸」を3月1日に開設 神奈川県川崎市

2015.02.27
パナソニックエイジフリーサービス株式会社(大阪府門真市)は、5つの介護保険事業を行う介護サービスセンター「パナソニック エイジフリー登戸」(川崎市多摩区)を3月1日に開設する。
同センターは、現在、厚生労働省が推進している「地域包括ケアシステム」の一端を担うもの。
「地域包括ケアシステム」とは、医療や介護が必要な状態になっても、できるだけ住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される仕組み。
同社では今後、同センターをモデル拠点とし、全国で積極的な事業展開を行っていくとしている。
20150227%E3%83%91%E3%83%8A%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC.jpg


今回開設する同施設の最大の特長は、「ショートステイ」の設備と体制を備えている点。
「ショートステイ」とは、自宅で暮らしている要介護者の人が、数日から数週間の間、自宅を離れ、介護センターなどに滞在し、その間、24時間の介護を受けることができるというもの。
デイサービスなどに比べ、まだそれほど普及していない一方で、在宅で介護している家族の関心やニーズが高く、注目されているサービスだという。
さらに同施設では、この「ショートステイ」に加え、「デイサービス」「訪問入浴介護」「訪問介護」「居宅介護支援」の5つのサービスをワンストップで提供。
これにより、ショートステイ利用者は、通い慣れたセンターで、本人のADL(日常生活動作)レベルを把握した介護スタッフによる24時間のサービスを受けることができる。
特に、認知症の人にとっては、環境変化による心理的な負担の軽減につながる利点もあるという。
同社では今後、この「ショートステイ付き」介護サービスセンターを、近畿圏・首都圏・中京圏を中心に全国へ展開、2018年度末までに200拠点へ拡大するとしている。
問い合わせはパナソニックエイジフリーサービス株式会社関東エリア統括部まで。