【ニュース】 匠テクニカ、カーブミラーの再生技術を開発、頑固な汚れや劣化を低コストで再生 熊本県天草市
2015.02.26
古くなった浴槽やキッチンの再生を手掛ける匠テクニカ(熊本県天草市、田口和幸代表)はこのほど、同社の再生技術を応用した、カーブミラーの再生技術を開発した。
同社によると、高度成長期に数多く設置されたカーブミラーの保守は、ボランティアの手によって賄われている部分が多い。
頑固な汚れや劣化などでその役目を果たせなくなり、少し磨いた程度の清掃レベルでは綺麗にならないものもあるが、1機取り替えるだけでも5~10万円+工事費と費用がかかるため、関係者は頭を痛めているのが現状だという。
同社では、この問題を解決するため、材料費と工賃含めても1万円前後、施工時間1時間程で、ピカピカのミラーに再生する技術を開発。
耐久テストを実施してから2年が経過したが、その効果はいまだに維持されているという。
今後は、このカーブミラー再生技術を全国に広めるため、都道府県の土木管理事務所・各自治体・警察などに協力を求め、各地で技術研修を行っていくとしている。