【ニュース】 冒険の森、自然共生型アウトドアパーク「冒険の森 in いとしろ」を4月25日にオープン、過疎集落の再生を目指す 岐阜県郡上市
2015.02.18
株式会社冒険の森(奈良県山添村、伴戸忠三郎代表)は、東海・北陸地方初の2つのプログラム「ツリートップアドベンチャー」「フォレストセグウェイ(R)ツアー」が体験できる、自然共生型アウトドアパーク「冒険の森 in いとしろ」(岐阜県郡上市)を4月25日にオープンする。
「冒険の森」は2008年4月に奈良県山添村に誕生した自然共生型アウトドアパークで、年間来場者数は約1万8,000人。
「放置された森林を笑顔で満たすプロジェクト」を企業理念に掲げ、施設運営を通じて未来に美しい自然を残す活動をしている。
今回オープンする「冒険の森 in いとしろ」は、「冒険の森」では2番目の施設となる。
今回計画地となった森林は、人口約270人の過疎が進む集落「石徹白(いとしろ)」の一画。
2002年、郡上市の森林空間整備事業として整備され、「株式会社伊野原の郷」運営の「宿泊施設カルヴィラいとしろ」が利用する森林公園として運営が開始されたが、思うような集客と利用が進まず、今後の活用方法が憂慮されていたという。
同社は、過疎指定地域である奈良県山添村での施設運営の実績が評価され、地元住民と郡上市からの要望により、計画地を有効活用し、地域に人を呼び込む施設建設を実施。
奥美濃の別天地と呼ばれる「石徹白」の自然、文化を活用し、都会にはない魅力にあふれたアウトドアパークを作ることで、地域に人を呼び込み、新たな就業場所を生み出すという。
同施設で提供するプログラムは、「ツリートップアドベンチャー」「フォレストセグウェイ(R)ツアー」の2つ。
「ツリートップアドベンチャー」は、専用のハーネス(安全装具)を着用して、樹から樹へ空中を移動していくフランス発祥の森林体験施設。
森林を破壊することなく、あるがままの樹木、地形を利用できるレジャー施設で、「自分の身は自分で守る」といった自立心を楽しみながら学べる点が特徴となっている。
「フォレストセグウェイ(R)ツアー」では、森林に多数ある、人が山に入るために作られた林間の作業道や獣道を活用し、アメリカ生まれのセグウェイ(R)に乗って、縦横無尽に駆け巡る体験ができるとしている。
「冒険の森 in いとしろ」の所在地は岐阜県郡上市白鳥町石徹白吸后谷山56、交通は東海北陸道白鳥ICより車で約30分。
敷地面積は約7ha。
営業期間は4月下旬~11月下旬、フォレストセグウェイ(R)ツアーは、2015年7月中旬より開始予定。
営業時間は9時~17時(入場受付は15時まで)。