【ニュース】 パナホームなど、国土交通省「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」採択の「かわい浪漫プロジェクト」を開始 奈良県河合町
2015.02.16
パナホーム株式会社(大阪府豊中市、藤井康照社長)とパナホーム不動産株式会社・パナホームリフォーム株式会社は、西大和ニュータウン(奈良県河合町)の星和台・中山台・広瀬台・高塚台(3,578世帯)を対象とした既存住宅の活用・流通の促進に向けた事業提案が、国土交通省より「平成26年度第2回 住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」として採択されたと発表した。
パナホームグループでは、同採択事業への取り組みを「かわい浪漫プロジェクト」と命名。
同プロジェクトでは、将来的な高齢化や空き家増加の深刻化に備え、河合町や協力事業者となる大阪ガス行動観察研究所株式会社や一般社団法人移住・住みかえ支援機構と連携し、既存住宅の活用・流通を促進していくとしている。
具体的には、住宅の実態調査や住民への意向調査により、まちの現状や要望の分析・共有化を行うという。
同グループでは今後、住宅診断の推進や、住宅所有者が抱える住まいの利活用に関する悩みにワンストップで対応できる相談窓口を開設。
周辺地域や近隣都市部に居住する若年層に向け、河合町の魅力や同プロジェクトの活動情報を積極的に発信して居住誘致を行うなど、既存住宅の活用・流通に繋がる取り組みを展開する。
さらに同プロジェクトでは、住宅の改修や流通の提案に留まらず、地域住民との関係構築を通じ、資産を有効に活かすという観点で、1戸ごとに異なる悩み・要望と向き合い、既存住宅の活用や流通を促進。
まち全体の活力・魅力向上を目指すとしている。
「かわい浪漫プロジェクト」の対象地域の所在地は奈良県北葛城郡河合町・西大和ニュータウンの星和台・中山台・広瀬台・高塚台(3,578世帯)。
実施内容は、調査・分析活動、広報活動、相談対応、イベント開催。
問い合わせは、「かわい浪漫プロジェクト」相談窓口まで。