【ニュース】 広島県など、フィリピン・ミンダナオの研修生12名が地域づくりの実際を学ぶため竹原市を視察 広島県竹原市
2015.01.27
1月27日、広島県に滞在中のフィリピン・ミンダナオの研修生12名が、地域づくりの実際を学ぶため、竹原市を視察する。
広島県・広島大学・県内自治体が協力して行う「平和構築のための人材育成研修」の一環。
研修生は、竹原市の町並み保存地区や大久野島等を訪問する。
歴史文化・自然環境など、地域の資源を活用したまちおこしの様子や、住民との協働によるまちづくりの具体的な取り組みについて学ぶという。
町並み保存地区の視察では、全国から観光客が訪れる同市の保存地区を視察し、地域の歴史文化的資源を活用したまちづくりの手法を学ぶ。
大久野島の視察では、かつて旧日本軍の毒ガス製造工場があった大久野島を訪問、史実を伝えることの大切さを学ぶとともに、豊かな自然環境を生かし、「うさぎの楽園」となった現在の大久野島の姿を視察する。
また、市職員による講義では、行政が地域の課題と資源をどのように評価し、地域づくりをどのように計画し実施しているか、また行政と住民との関わりや協働のプロセスの実際等について学ぶとしている。
参加者はバンサモロ自治政府の新規職員候補者12名(男性7名、女性5名)。