【ニュース】 JR西日本金沢支社など、城端線・氷見線でコンセプト列車を運行、城端線増便試行も実施 富山県高岡市
2015.01.26
高岡市・氷見市・砺波市・南砺市・西日本旅客鉄道株式会社金沢支社は、北陸新幹線開業を見据えた城端線・氷見線の利用促進に向け、既存車両を改造したコンセプト列車(列車にコンセプトを持たせた列車)を城端線・氷見線で運行する。
さらに、これまで城端・氷見線活性化推進協議会の中で議論を進めてきた城端線増便試行についても、新幹線開業に合わせて実施する。
コンセプト列車の運行コンセプトは、線区のコンセプトが「山と海」、車両のコンセプトが「走るギャラリー」。
列車名は未定としている。
運行は、北陸デスティネーションキャンペーン(平成27年10月~12月)までに開始予定。
運行区間は、城端線(高岡~城端間)、氷見線(高岡~氷見間)。
運転日は、土曜日・休日を中心にコンセプト列車として運行(年間100日程度)予定、平日は他の普通列車と同様に運用する予定としている。
対象車両はキハ40系1両、座席定員は約50名。
運行に当たっては、城端線・氷見線を満喫してもらえるような「おもてなし」を地元住民と連携し、検討していくという。
なお、城端線増便試行(城端・氷見線活性化推進協議会)は、北陸新幹線との接続など乗継利便性の向上による城端線の利用促進を目的としたもの。
実施期間は平成27年3月14日~平成29年春。
増便区間は高岡~城端間。
増便本数は8本(上り4本・下り4本)。