2015.01.14
ホテル日航奈良（奈良県奈良市、津秦幸生総支配人）は1月13日、ムスリムの宿泊客の利便性向上を図るため、祈祷場所の確保・豚肉やアルコールを含まないメニューの提供・各種備品の無料貸し出しなどを開始した。
円安やUSJ効果などにより、関西への訪日外国人観光客が増加する中、同ホテルの外国人観光客の利用率も対前年約190％と大幅に上昇（2014年1月～12月集計）。
中でも、インドネシアやマレーシアなど、イスラム圏からの宿泊客が以前よりも増加傾向にあるため、今回、NPO法人日本ハラール協会の協力を得てサービスを開始したという。

祈祷については、客室にキブラシール設置（コンセプトルーム4室以外の全326室）。
礼拝マット・男性用礼拝帽・女性用礼拝着・キブラコンパス・タスビーの無料貸し出し、礼拝時間案内の配布などを行なう（客室以外での祈祷をは別途応相談）。
食事については、3階レストラン「セリーナ」のバイキング料理で豚肉・アルコールを使用しているメニューにアイコン表記する。
また、厳格なハラールメニューではないが、3階和処「よしの」でも豚肉・アルコールを使用していないメニューを用意したという。
ホテル日航奈良の所在地は奈良市三条本町8-1、交通はJR「奈良」駅西口直結、または「近鉄奈良」駅より徒歩12分。
宿泊予約は
ホテル日航奈良