2014.12.16
阪急交通社（大阪市北区、松田誠司社長）はこのほど、「トワイライトエクスプレス利用の旅」申込者の参加形態と年齢を、2014年と2013年で比較した調査結果を発表した。
「トワイライトエクスプレス」は、大阪駅～札幌駅間で運行している臨時寝台特別急行列車。
同列車は2015年3月で運行を終了するが、人気が高く、オフシーズとなっても今年の「トワイライトエクスプレス利用の北海道ツアー」の予約人数（10月～3月出発申込者数）は、昨年比約10倍となっている。

同調査は、これを受けて申込客の傾向を分析したもの。
抽出日は2014年12月8日、調査対象は10月～3月発分。
同調査結果によると、申込者の参加形態・年齢を2013年と2014年で比較したところ、夫婦旅行は2013年93％から2014年71％に、グループ旅行は7％から16％に、家族旅行は0％から9％に、ひとり旅は0％から4％に、平均年齢は64.6歳から62.7歳に、男女比（男：女）は42％：58％から36％：64％になった。
例年は熟年夫婦旅行が主流であるのに対し、今年はグループや家族旅行、ひとり旅などが増え、年齢が下がり、女性比率が上昇している。
また、旅行商品全体でみると、航空機を利用する観光ツアーに対し、趣向を凝らした列車や、車窓から途中の風景を楽しみながら移動する、ゆったりとした列車旅の需要が増えており、年末年始の各種列車旅の申し込みも好調だという。
同社では、旅のコンテンツを掘り起こし、利用客のニーズにあわせて組み合わせた旅行商品を今後も提供するとしている。
申込みは
阪急交通社
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