【ニュース】 日本豊受自然農、東京・用賀で「豊受オーガニクスショップ&レストラン」を12月13日にオープン、自然型農業で六次産業化 静岡県函南町

2014.12.15
農業生産法人の日本豊受自然農株式会社(静岡県函南町、由井寅子代表)は12月13日、東京・用賀に「豊受オーガニクスショップ&レストラン」をオープンした。
同社はこれまで、在来種・自家採種など自然な種にこだわり、農薬・化学肥料を一切使わない自然農による野菜や農産物を生産してきた。
敢えて農家として難易度の高い六次産業化に取り組み、付加価値の高い化粧品や食品加工事業に挑戦してきたという。
今回、東京にレストランとショップを展開することにより、都会の消費者と農村(地方)をつなぎ、大都市と農村と循環させることで、地方や農村がさらに元気になるビジネスモデルを目指す。


今回オープンした「豊受オーガニクスショップ」では、こうした食材を「マルシェ」形式で販売する。
さらに、消費者の品揃えニーズを考慮し、自社商品に加え、地元静岡を中心に中小の農家・酪農家・商店・水産業者などから、オーガニック・安心安全志向の商品も販売。
合わせて、農家自らがつくる自然化粧品「木の花の咲くや・生草花シリーズ」や、自然農の材料を使った味噌や無添加ポテトチップス、無添加の豊受健康常備食(保存食)、紫蘇や生姜・橙のジュースや各種ハーブ商品、発酵技術を応用した補講素飲料なども販売する。
一方、「豊受オーガニクスレストラン」では、こうした食材を使用し、日本食とハーブを組み合わせたオーガニックレストランとして営業する。
料理長には、和食料理界で長年活躍してきた本多勝彦氏が就任、健康・安全へのこだわりに加え、美味しさにもこだわった。
メニューは、本多料理長が静岡の同社農場の現場に入り、無添加の豊受健康常備食(保存食)の開発と合わせ、ハーブの研究家でもある由井寅子代表と共同で開発したという。
今後は本多料理長による和の料理教室も行う予定としている。
「豊受オーガニクスショップ&レストラン」の所在地は東京都世田谷区玉川台2-2-3、交通は東急田園都市線「用賀」駅南口より徒歩8分。
営業時間はショップが10時30分~20時30分、レストランが11時30分~14時(LO13時30分)・17時~21時30分(LO20時30分)、定休日は月曜・火曜(祝日は営業)。