2014.12.02
北辰不動産株式会社（東京都港区、山崎秀社長）は12月1日、商業ビル「（仮称）銀座6丁目瀧山町ビル跡地計画」（東京都中央区）を着工、合わせて出店店舗を発表した。
同ビルは地上4階建てで、1～3階が店舗、4階が事務所。
店舗部分には、イタリアのファッションブランド「ヴェルサーチ」と「ブルネロ クチネリ」が出店する。
竣工・開業は2015年秋の予定で、竣工後は、三井不動産株式会社（東京都中央区、菰田正信社長）が、北辰不動産よりマスターリース業務（一括賃借ならびに転貸業務）を受託する。

北辰不動産は、東京都心を中心に全国で賃貸ビル事業を展開してきた。
今回着工した同ビルは、賃貸ビルとして運用していた「瀧山町ビル」を2009年に解体し、新たな商業ビルに建て替えるもの。
銀座地区では現在6棟の商業ビル（ポールスタービル）を保有しており、7棟目となる同ビルは、北辰不動産のシンボルタワーの位置付けとなる。
一方、三井不動産は全国主要都市の中心部で都心型商業施設を開発・運営しており、銀座エリアでは同ビルに近接した「交詢ビルDINING ＆ STORES」を含め、10施設を展開しているという。
「（仮称）銀座6丁目瀧山町ビル跡地計画」の所在地は東京都中央区銀座6丁目105番8 （地番）、交通は東京メトロ「銀座」駅より徒歩3分。
敷地面積は約396㎡、延床面積は約1,216㎡。
専有面積は店舗（1階～3階）が約956㎡、事務所（4階）が約133㎡。
構造・規模はS造・地上4階。