【ニュース】 Fujisawa SST協議会、「Fujisawa SST」を本格始動、街を育む中核拠点「Fujisawa SST SQUARE」が完成 神奈川県藤沢市
2014.12.01
Fujisawa SST協議会(代表幹事:パナソニック株式会社)は、Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)の持続的な街の発展とコミュニティ醸成の中核を担う拠点「Fujisawa SST SQUARE」(神奈川県藤沢市)を11月29日に開業、グランドオープン式典を実施した。
街のランドマークとなる同施設は、人々が集う街の総合情報受発信拠点として、タウンマネジメント機能、迎賓機能、コミュニティ醸成機能を持ち、街を「育む」中心的な役割を担う。
施設内には、Fujisawa SSTマネジメント株式会社(神奈川県藤沢市、宮原智彦社長)が入居し、エネルギー、セキュリティ、モビリティ、ウェルネス、コミュニティの5つのタウンサービスをパートナー企業と共に提供する。
街全体の環境、エネルギー、安心・安全に関する情報を集約・管理しながら、エコでスマートな街のくらしを支えるという。
迎賓やコミュニティ醸成の機能では、憩いの場であり環境教育やイベントも実施するカフェ&キッチンコーナーと、街の魅力を紹介するプレゼンテーションコーナーを併せ持つ「SQUARE Center」を設置。
その他、住民参加型ワークショップを展開する食とものづくりの工房「SQUARE Lab」、環境に優しい移動手段を提供する「SQUARE Mobility」等の施設により、Fujisawa SSTに集う人々の交流を育む。
2014年12月中旬に同施設南側に開業予定の文化複合施設「湘南T-SITE」と合わせ、住民だけでなく周辺住民や来訪者と共に、人々が集う価値を最大化し、豊かなライフスタイルを育む拠点を目指す。
また、Fujisawa SSTの新たな展開では、タウンサービスのエコカーシェアリングやレンタカーサービスを活用、車を所有せずに経済的な負担軽減と敷地の有効活用が可能な戸建住宅のカーフリー街区を、第2期販売区域に設定した。
合わせて、環境に優しい新たな街の物流サービスを提供するため、物流拠点の準備を進めるとしている。
さらに、2018年度最終期に完成予定の西側管理地では、パートナー企業との協業により、次世代ライフスタイルとビジネスの創出に向けた実証を行なう場として有効活用する予定。
「Fujisawa SST SQUARE」の所在地は神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目21番1号。
敷地面積は6,453.14㎡、延床面積は1,485.11㎡。
建築構造は、地上2階建・鉄骨構造。