【ニュース】 達増拓也岩手県知事、フランス「コルマール国際旅行博」の岩手県ブースで県産品をPR 岩手県盛岡市

2014.11.11
達増拓也岩手県知事は11月8日、フランス共和国アルザス州コルマール市を訪問し、「コルマール国際旅行博」の岩手県ブースで、同県の物産等についてのPRや、同県を代表する工芸品「浄法寺漆器」を使った日本酒の試飲会を実施した。
「コルマール国際旅行博」は、11月7日~9日にかけてコルマール市で開催された、今回で30回目となる旅行博。
今年は日本とアルザスの交流150周年にあたり、日本が名誉招待国と位置付けられていることから、同県では民間国際交流団体「岩手アルザス交流委員会(会長:柳沢文昭盛岡大学教授)」と連携、同県として初めて出展した。
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ブースでは、日本一の生産量を誇る「漆」の文化や歴史、同県が行っている国際リニアコライダーの建設実現に向けた取組み等のパネルを展示。
合わせて、漆器や南部鉄器など同県の特色ある工芸品、漆職人によるデモンストレーションを実施、同県のPRを行った。
ブースには絶え間なく来場者が訪れ、展示内容などに熱心な眼差しを向けていたという。
この後、達増知事は、コルマール国際旅行博の開催地となっているオー=ラン県政府を訪問、オー=ラン県のシャルル・ビュトネル知事、アルザス・欧州日本学研究所(CEEJA)アンドレ・クライン所長と会談。
この中で達増知事は、「今回の訪問をきっかけとして、岩手県とオー=ラン県や、フランス、そして欧州との様々な友好交流、協力関係を深めていきたいので、引き続き連携をお願いしたい。」と語った。