【ニュース】 新京極商店街振興組合、商店街内の八社寺を巡るオリジナル御朱印帳を11月22日より発売 京都府京都市
2011.11.11
新京極商店街振興組合(事務局:京都市中京区、井上恭宏理事長)は、新京極商店街内の八社寺(誓願寺・誠心院・西光寺 寅薬師・蛸薬師堂 永福寺・安養寺 倒蓮華・善長寺・錦天満宮・染殿院)をより広く知ってもらうため、オリジナル御朱印帳を制作、11月22日より発売する。
御朱印のデザインには、これまで商店街イベントでイラストを書き続けてきた中川学さん(コボウズ・ドット・ネット、瑞泉寺住職)を起用。
監修は、「かわいい京都御朱印ブック」(主婦の友情報インフォス社)の著者・西村由美子さんをはじめとする「御朱印オトメ部」が担当した。
朱印帳には各寺社の場所をわかりやすく案内する地図も同封、商店街を歩きながらの参拝を演出するという。
新京極商店街には現在、1つの神社と7つの寺院がある。
天正年間(1573~1592年)、豊臣秀吉が市中の多くの寺院を寺町通に集めたことに伴い、その境内が縁日の舞台として利用され、周辺は見世物や催し物を中心に発展するようになったという。
明治5年(1872年)、このことに注目した京都府参事・槇村正直は、東京遷都で衰えていた市民の士気を盛り上げるため、寺院の境内を整理し、新たな通りを造ったのが新京極通りの始まりとなっている。
同振興組合では、新京極の8社寺を知ってもらうため、今年9月に「新京極8社寺フォトブック」を1万5,000部制作。
これに続き、各種メディアで御朱印集めが注目されている点に着目し、商店街オリジナルの御朱印帳の制作を企画した。
製品のカラーは、ブルー(中川学デザイン新京極の町並み)とピンク(自由にカスタマイズできる中川学デザインシール付)の2種類。
サイズは各12㎝×18㎝、価格は各1,500円(税別)。
販売場所は新京極商店街内の各店舗。