【ニュース】 京阪電気鉄道、太陽光発電設備を備えた内陸型物流施設「京阪淀ロジスティクスヤード」を建設、平成28年春の開業を目指す 京都府京都市

2014.11.10
京阪電気鉄道株式会社(大阪市中央区、加藤好文社長)は、平成28年春の開業を目指し、近年社会的ニーズが高まっている内陸型物流施設「京阪淀ロジスティクスヤード」を、淀車庫拡張用地(京都市伏見区淀美豆町)に建設する。
京阪線の車庫は、寝屋川車両基地・淀車庫の2ヵ所があるが、少子高齢化や人口減少の影響もあり、運行列車の大幅な増強の見込みがなくなったことから、社有地の有効利用を図る。
20141110%E4%BA%AC%E9%98%AA%E9%9B%BB%E6%B0%97%E9%89%84%E9%81%93.jpg


近畿圏で大型物流施設の多くが大阪湾岸地域に集中する中、京阪間に位置する同用地は、京滋バイパス・久御山淀ICより車で約4分、名神高速道路・大山崎ICより約6分と交通至便の地。
物流施設としては、近畿圏でも有数の交通の要衝に立地する施設になるという。
同施設はA棟・B棟・C棟の3棟で構成し、屋上部には設置パネル数約5,300枚からなる太陽光発電設備を設置。
年間約120万kWhの発電量を見込むほか、建物南側に緑地帯を設けるなど、周辺への環境に配慮した施設の建設を進めていくとしている。
「京阪淀ロジスティクスヤード」の建設地は京都市伏見区淀美豆町555-1他。
敷地面積は約5万2,900㎡、延床面積は約4万2,700㎡。
建物は地上2階・一部平屋建て。
供用開始は平成28年春の予定。