【ニュース】 JR東日本グループ、JR「釜石」駅隣接地で「ホテルフォルクローロ三陸釜石」を2015年春に新規開業 岩手県釜石市
2014.11.06
JR東日本グループは2015年春、JR「釜石」駅隣接地(岩手県釜石市)に「ホテルフォルクローロ三陸釜石」を新規開業する。
同グループでは、「グループ経営構想Ⅴ~限りなき前進~」の中で、「駅を中心とした魅力あるまちづくり」の一環として駅周辺でのホテル事業を展開しており、同ホテルの建設もその一環。
なお同社では、同ホテルのほかにも、さいたま新都心エリア(埼玉県さいたま市)でメトロポリタンブランドのホテルや子育て支援施設等を併設した複合ビルの設計・工事に着手するほか、JR「長野」駅でも「ホテルメトロポリタン長野」(長野県長野市)のリニューアルを実施する。
「ホテルフォルクローロ三陸釜石」では、「SL銀河」の世界をホテルの中でも楽しめるよう、列車内をイメージしたコンセプトルーム「SL銀河ルーム」(KEN OKUYAMA DESIGN監修)を設置した。
「SL銀河」は、観光面からの復興支援と地域の活性化を目的に、釜石線「花巻」~「釜石」間で運行中のSL牽引による新しい列車。
また、同ホテルの館内では観光情報を提供するほか、展望露天風呂付浴場を完備、地域の人が気軽に集えるカフェスペースなども設置する。
合わせて釜石市の観光振興施策とも連携しながら、「SL銀河」の運行等も活かし、三陸地域の観光流動創出と駅前エリアの活性化を図るとしている。
「ホテルフォルクローロ三陸釜石」の所在地は岩手県釜石市鈴子町22番4号(釜石駅隣接)。
構造・規模は鉄骨造・地上7階建。
敷地面積は約860㎡、延床面積は約3,400㎡。
客室数は113室(予定)。
運営会社は盛岡ターミナルビル株式会社。