【ニュース】 JR東日本グループ、さいたま新都心エリアでホテルや子育て支援施設等を併設した複合ビル「さいたま新都心ビル(仮称)」の設計・工事に着手 埼玉県さいたま市
2014.11.06
JR東日本グループは11月5日、さいたま新都心エリア(さいたま市中央区)で、メトロポリタンブランドのホテルや、子育て支援施設等を併設した複合ビル「さいたま新都心ビル(仮称)」の設計・工事に着手すると発表した。
同グループでは、「グループ経営構想Ⅴ~限りなき前進~」の中で、「駅を中心とした魅力あるまちづくり」の一環として駅周辺でのホテル事業を展開しており、同ビルの建設もその一環。
なお同社では、同ビルのほかにも、JR「釜石」駅隣接地で「ホテルフォルクローロ三陸釜石」を2015年春に開業するほか、JR「長野」駅でも「ホテルメトロポリタン長野」(長野県長野市)のリニューアルを実施する。
今回発表した「さいたま新都心ビル(仮称)」では、さいたまスーパーアリーナや周辺オフィス、病院等を利用する来街者に利便性の高いホテル(約160室)、街のにぎわいづくりに寄与する商業施設、駅近接の利便性を活かしたオフィス、ブライダル施設、子育て支援施設を複合的に集積。
さいたま新都心エリアの価値向上を目指す。
また、さいたま新都心エリアに既に設置されているペデストリアンデッキと、同ビルの大庇やテラス等を接続させ、エリア全体の利便性・回遊性向上にも貢献するという。
フロア構成は、1階を子育て支援施設、2階~4階を商業施設、5階~10階をホテル、11階~18階をオフィス、19階~20階をブライダル施設とし、オフィスフロアのうち2フロアは大和ハウス工業株式会社が区分所有する。
「さいたま新都心ビル(仮称)」の所在地はさいたま市中央区新都心11番地。
延床面積は約2万8,500㎡。
構造は鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造、階数は地上20階・地下2階。
運営会社は、建物全体が株式会社ジェイアール東日本ビルディング、ホテルが日本ホテル株式会社。
準備工事着工は2014年12月、ビル着工は2015年5月、開業は2017年初夏の予定。