【ニュース】 京都精華大学、未来の京都観光を共創する産学連携プロジェクト「セイカビジュアル未来プロジェクト」の成果を発表 京都府京都市
2014.10.27
京都精華大学(京都市左京区、竹宮惠子学長)は、10月25日~11月3日に明治神宮外苑絵画館前(東京都新宿区)で開催される国際的なクリエイティブイベント「TOKYO DESIGNERS WEEK2014」に、産学連携プロジェクト「セイカビジュアル未来プロジェクト」により具体化した、京都の未来観光のアイデアや作品を出展する。
同大学では2014年度より、企業や行政と連携し、未来の京都観光のデザインに取り組む産学連携プロジェクト「セイカビジュアル未来プロジェクト」に取り組んでおり、今回の出展もその一環。
同プロジェクトでは、京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科の学生たちが中心となり、2020年の京都を想像し、未来のコミュニケーションを企業や行政と共創しているという。
プロジェクトテーマは「デジタルコミュニケーションを通じて、ストレスの無いグローバルな未来の京都の旅をデザインする」。
チームラボ株式会社の共創カタリスト・椎谷ハレオ氏をプロジェクトリーダーに迎え、プロジェクトを実施している。
2014年度前期の取り組みでは、ビジュアルデザイン学科の1~4年生の学生たちが、リサーチやアイデアを出すワークショップを繰り返しながらプランを絞り込み、未来の京都観光を想定した4つのプランを出展作品に落とし込んだ。
このうち、「TOYOTA i-Road プライベートNAVI」は、トヨタ自動車が開発した都市型モビリティTOYOTA i-Roadを用いた作品。
人格を持たせたi-Roadと一緒に京都を旅するナビツールで、車内と車外を通じてi-Roadが専門のコンシェルジュとなり、プライベートなナビゲートをするとしている。
その他、京都の現在の風景を過去の様子や歴史情報などを重ね合わせることでタイムスリップを体験できるメガネツール「Time Slip Glasses」、Communication(コミュニケーション)・Community(群集)・Connect(つながり)の3つの「C」をウェアラブルデバイスによって可視化したコミュニケーションツール「See-C」、靴自体が振動したりして正しい道へと導く「Smart Walker」を出展する。
京都精華大学「セイカビジュアル未来プロジェクト」成果発表展示「TOKYO DESIGNERS WEEK2014」ASIA AWARDS学校作品展・学生展の会期は10月25日~11月3日の10日間。
展示時間は11時~21時(最終日は20時まで)。
会場は明治神宮外苑絵画館前(東京都新宿区霞ヶ丘町2-3)。